ドリーミーについて
はじめに:6ヶ月間の長期使用で見えた真実
「掃除機なんて結局は吸引力だけでしょ?」
そう思っていた時期が私にもありました。
しかし、Dreame(ドリーミー)の
最上位機種「X30 Ultra」を半年間使い続けた今、
その考えが浅はかだったことを痛感しています。
クラウドファンディングで話題となり、2024年6月に満を持して一般販売が
開始された革新的なロボット掃除機は、「自動で動く掃除機」の域を超え、
掃除という家事からユーザーを完全に解放してくれる存在です。
この記事では、ロボット掃除機選びに悩んでいる方に向けて、
X30 Ultraの真の実力と、なぜこの製品が選ばれるべきなのかを、
6ヶ月間の実使用経験から詳細にお伝えします。
進化の最前線にいるスペックと性能
必要十分な吸引力と目に見える清掃品質
まず、
ロボット掃除機の性能を語る上で避けて通れないのが「吸引力」です。
X30 Ultraは8,300Paという強力な吸引力を誇ります。
これは発売当時(2024年6月)では最強クラスでした。
現在ではライバル機が10,000Paを超える数値を打ち出していますが、
実際の使用感としては、この8,300Paで十分すぎるほどの清掃力を発揮します。
私の家では猫を飼っており、
トイレ砂(粒の大きめなタイプ)が日常的に散らばっていますが、
この大きめの粒子でさえ取りこぼすことなく吸引してくれます。
吸引力が必要な場面で十分な性能を発揮するという意味では、
もはや余裕があるレベルと言えるでしょう。
隅々まで攻めるクリーニング能力こそが真価
実は、
ロボット掃除機を選ぶ際に本当に重要なのは
「隅々まで掃除できる能力」です。
いくら吸引力が強くても、壁際や家具の下などに掃除できて
いない場所が残ってしまえば、満足度は大きく下がってしまいます。
X30 Ultraが優れているのは、
まさにこの「掃除の徹底さ」です。
家具の下のスペースには積極的に潜り込み、
壁際ギリギリまで執拗に攻めていきます。
強い汚れを検知すると、いったんステーションに戻って
モップを洗浄してから再び拭き直しに向かうという徹底ぶり。
言うなれば「ねちっこい掃除」を実現してくれるのです
(これは褒め言葉です)。
業界を変えた革新的機能「エクステンドモップ」
ロボット掃除機の弱点と言えば、
壁際の清掃です。
本体が円形や四角形の形状をしているため、
壁との間に数センチのスペースができてしまい、
そこが掃除できないという問題がありました。
X30 Ultraが搭載する「エクステンドモップ」は、
この問題を解決するために生まれた革新的な機能です。
本体からモップが最大約4cmも伸びることで、
壁際ギリギリまで拭き取ることができます。
これにより、拭き残しがほぼゼロになりました。
実はこの伸びるモップ機構を世界で初めて
採用したのがDreameのこのモデルなのです。
現在では多くのハイエンドモデルが似た機能を取り入れていますが、
ロボット掃除機の拭き上げクオリティを革命的に向上させた一大発明と言えるでしょう。
賢すぎるカーペット対応:モップ自動脱着機能
多くのロボット掃除機は、
カーペットを検知するとモップを本体側に引き上げる
「モップリフト」機能を備えています。
しかし、その上昇幅は1cm程度で、
毛足の長いカーペットには対応できないことが多いのです。
X30 Ultraは、通常のモップリフトでは対応できない長い毛足のカーペットを
検知すると、いったんベースステーションに戻り、モップを自動で取り外してから掃除を再開します。
これにより、
大切なカーペットを濡らしてしまう心配がなくなりました。
我が家では畳の上に毛足の長いラグを敷いていますが、
このインテリジェントな対応のおかげで安心して掃除を任せることができています。
メンテナンスの手間を極限まで削減する6wayベースステーション
自動洗浄されるウォッシュボード
ロボット掃除機を購入したものの、
「メンテナンスが思ったより大変…」
と感じる方は少なくありません。
特に面倒なのが、
モップを洗浄するトレー(ウォッシュボード)のお手入れです。
通常、このウォッシュボードには掃除で集めた汚れがコッテリと溜まるため、
定期的に手で洗浄する必要があります。これが意外と面倒で、
夏場には悪臭の原因にもなりかねません。
X30 Ultraでは、
このウォッシュボードも自動で洗浄してくれます。
ロボットが清掃を終えてステーションに戻ると、
汚れたモップを60度の温水で洗浄し温風乾燥する過程で、
同時にウォッシュボード自体も洗浄してくれるのです。
完璧とは言えないものの(微細な砂粒などは残ることがあります)、
ウェットティッシュで軽く拭くだけで済むレベルまで手間が減りました。
これだけでも掃除からの解放感は格段に増します。
80日分のゴミを溜められる大容量ゴミ収集パック
ベースステーションには
80日分ものゴミを溜めておける大容量のゴミ収集パックを搭載。
我が家では2〜3日おきに稼働させていますが、
半年経っても交換は1回だけでした。
紙パック交換の手間を
ほとんど気にする必要がないのは、大きな魅力です。
ペットオーナー必見:毛がらみ問題の解決策
ペットを飼っている家庭や、
髪の長い人がいる家庭では避けられないのが
「ブラシに毛が絡まる問題」です。
これを放置すると吸引効率が落ちるだけでなく、
最悪の場合は故障の原因にもなります。
X30 Ultraでは、
別売りながら「毛髪カットブラシ」
というアクセサリーが用意されています。
このブラシは特殊なスチール刃を内蔵しており、
絡まりかけた毛髪を短くカットして吸い込んでくれるという優れもの。
これに交換するだけで毛絡みがほぼゼロになり、
メンテナンスの手間がさらに減ります。
個人的には、ペットを飼っている家庭ではこの
「毛髪カットブラシ」はマスト装備だと思います。
標準ブラシからの交換は簡単で、効果は絶大です。
まとめ:数値だけでは語れない真の価値
X30 Ultraは、
一般発売から半年が経過し、
価格も落ち着いてきました。
最新モデルと比べると吸引力の数値だけは見劣りするかもしれませんが、
実際の使用感では全く不満を感じることはありません。
むしろ、数値では表現しにくい
「メンテナンスのしやすさ」
「隅々までの清掃力」
「カーペット対応の賢さ」
など、生活に寄り添った機能性において、
本当によくできた製品だと実感しています。
掃除完了後に「まだ掃除し残しがある…」と感じることが少なく、
まさに「家事からの解放」を体験できるロボット掃除機です。
専用アプリの操作性は若干慣れが必要ですが、
それを差し引いても十分すぎるほどの満足感があります。
各社のフラグシップモデルの中では、
機能と価格のバランスが取れた「買い時」のモデルと言えるでしょう。
ロボット掃除機選びに迷っているなら、
単なる吸引力の数値だけにとらわれず、X30 Ultraをぜひ検討してみてください。
それは単なる掃除機の購入ではなく、
あなたの生活スタイルを変える一歩になるはずです。
商品スペック
- 製品名:Dreame X30 Ultra(ドリーミー X30 ウルトラ)
- 本体サイズ:350(幅)×350(奥行)×97(高さ)mm
- ステーションサイズ:340(幅)×457(奥行)×590(高さ)mm
- 吸引力:8,300Pa
- 主な特徴:エクステンドモップ、モップ自動脱着機能、6wayベースステーション
- メーカー:Dreame Technology
商品名 | ロボット掃除機選びに悩んでいる方|家事から解放される本当の実力 |
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